ケタミン、アルコール依存症薬の治験へ 再発低下に効果か

al_2016-0724

ケタミンに抗うつ効果があるということは、以前あの理研(理化学研究所)の研究資料(※1)を読んで知識としては頭にあった。

このケタミンがセロトニン神経系に作用するということで開発されれば、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に近い作用機序を持つ治療薬になるだろう。

よく言われることだが、アルコール依存症とうつ病は発症に至るプロセスがほとんど同じで、アルコール依存症患者はかなり高い確率でうつ病を併発しており、またうつ病が先に見つかったとしてもその背景にはアルコール問題が潜んでいるケースが多い。

わたしはアルコール依存症の治療のため、専門のアルコール病棟に入院することになるのだが、そのアルコール病棟には患者が常時70名ほど入院していた。

そして薬の種類はともあれ実に3/4以上の患者が抗うつ薬を処方され服用していた。

このケタミンは抗酒剤的な使用方法ではなく、断酒補助剤(レグテクト錠)のように飲酒欲求を低下させる効果の治験を行うようだ。

「たかが酒」だと考えてしまいがちだが起きている間、つまり自分の意識が働いてるうちは常に酒を飲みっぱなし(連続飲酒)となる状況が、数ヶ月~1年以上に及ぶことがどんなに恐ろしいことか…。

「これ以上飲んではダメだ」と心の中でいくら自制しようとしても、それでも寝てる間以外は酒を手にしない時間がないという底なし沼のような恐怖と絶望…。

もしまた連続飲酒状態まで病状が戻ってしまったら…。

…冗談抜きに次こそわたしは命を落とすだろう。

記事:http://jp.reuters.com/article/ketamine-alcoholism-idJPKCN0ZN0AN
出典:http://healthil.jp/
引用:新しい抗うつ薬として期待されるケタミンはセロトニン神経系に作用(※1)
http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140108_1/

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio
わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

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