「睡眠薬に頼る人」に伝えたい身体へのリスク

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「あまり睡眠薬に頼るのは良くない」

理屈ではわかっているつもりだが、心身のストレスが原因で不眠傾向にある人は、不眠が改善するまでの短期間限定で、睡眠薬による治療を行ったほうが良い場合もある。

わたし自身がそうだったように不眠からくる抑うつ症状→アルコール依存症へと進行してしまうケースも少なくない。

特にアルコールによる機能障害では「脳を働かせる力」が自分自身でもわかるほどに低下してしまう。

不眠というのは、脳や身体が正常な活動をするための行動を妨げる原因が潜んでいる場合が多い。

そんなときは早めにかかりつけ医の診察を仰いで欲しい。

かかりつけ医が居ない場合で精神科や心療内科で受診するのに抵抗があるのなら、近所の内科でも睡眠薬や抗不安薬を処方してくれる。

睡眠薬も様々な種類があるが、こればかりは薬と飲む人との相性が合うか?という要素も非常に大きい。

わたしも外来で処方されるポピュラーな睡眠薬はひと通りどころか、ふた通り・さん通りくらい試してみたが、実際に効果がある睡眠薬は3~4種類しかなかった。

現在は非ベンゾジアゼピン系のアモバンとベンゾジアゼピン系のロヒプノールという薬を飲んでいる。このセットになってからかれこれ5年以上経過してるかもしれない。

アモバン・ロヒプノールと同等の力価(効き目の強さ)といわれる睡眠薬にレンドルミン・ベンザリンがあるのだが、何故かこれらの薬はわたしには一切効かないのだ。

2014年に向精神薬多剤投与制限(※1)が改定され、睡眠薬の処方が2種類までしか出来ないように変更された。

わたしはそれまでアモバン・ロヒプノール・ドラールという3種類の睡眠薬を飲んでいたのだが、主治医から変更点の説明を受け「どうしても睡眠薬をひとつ削らないといけない」と告げられた。

主治医と協議した結果、この中では恐らく睡眠障害に一番影響が少ないであろうドラールを抜くことにしたのだが、服用を止めたその日からさっそく睡眠障害(中途覚醒)が復活してしまった。

次の診察で中途覚醒が復活してしまったことを主治医に告げると「う~ん…慣れてもらうしかないんだけどねぇ…」と苦虫を噛み潰した顔をしていた。

しかし「これが原因で抑うつ状態が悪化したらどうする?また不眠が原因で酒を飲むかもしれないぞ?」とわたしは矢継ぎ早に言葉を継ぎそしてひとつの提案をしてみる。

「睡眠薬を出すのがマズイなら、メジャー系(抗精神薬)のレボトミンを出してくれ」と。

レボトミンとは統合失調症の治療薬だが催眠作用が強いため、ベンゾ系の睡眠薬が効きにくい人に処方されることがある。

これならば抗精神薬の分類となるため睡眠薬としての扱いにはならないわけだ。

ちなみに抗精神病作用のある薬をメジャートランキライザー、神経症の不安に有効なものをマイナートランキライザーと呼ぶ。

しかし主治医は「レボトミンを飲むと血がドロドロになるよ?そうでなくても血圧が高い方なのに…」と出し渋っていたが、最後はわたしが無理やり押し切った。

現在ではレボトミン無しでも中途覚醒しない程度まで回復したので処方から外してもらったが、やはり睡眠の質は人間にとって非常に大切なものだと実感する。

また最近では処方箋のいらない睡眠導入薬が市販されているが、睡眠障害の背景には何かしらの疾病が隠されているので、これらの薬を素人判断で飲むのではなく必ず専門医の診察を受けてもらいたいと思う。

記事:http://toyokeizai.net/articles/-/128167
出典:http://suimin-shougai.net/
引用:平成26年度診療報酬改定について|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000032996.html

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio
わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

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