「出社時に酒臭い社員」 3社に1社が回答 岡山・倉敷

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昨夜はお正月恒例となった仲間内の飲み会があったのだが、7~8年ぶりに再会した懐かしい顔も多々あり非常に有意義な会となった。

このメンバーとあと何回顔を合わせられるかはわからないが、貴重な機会を作ってくれた幹事を始めとする皆んなに心から感謝したい。本当にありがとう。

ということで久しぶりにわたしも浴びるほど酒を飲んだ。ここまで酒を飲んだのはアルコール病棟を退院後、初めてのことだったと思う。

結果的に当初の想定以上の酒量となってしまったが、やっぱり飲酒習慣が戻ることで依存症を患ったアルコール摂取量までに戻ってしまうというのは本当なんだな。

主治医がなぜ飲酒を止めるかというと、アルコール依存症の状態に戻ってしまうとそれに合わせて抑うつ症状も戻ってしまうこと。

つまりアルコール依存症・うつ病とも病状が慢性化してしまい、症状を更に拗らせてしまう危険性から。

アルコールという薬物の害は脳の前頭葉と海馬という器官に深刻なダメージを及ぼす。長期にわたる飲酒で脳全体が萎縮することで脳の正常な働きを奪い、前頭葉には小さな脳梗塞が無数に発生し、少しずつ脳細胞を破壊していく。

これはMRI検査で梗塞巣(脳神経細胞が死んでしまった部分)を確認することが出来る。

わたしも酒害によって自覚できるほどに脳の働きが低下してしまったが、アルコール病棟退院後の約6年間ほど断酒を続けたことで、脳機能の90%程度は発症する以前の状態にまで回復することが出来た。

実際にわたしも飲酒により幻聴・幻視などの離脱症状によって生死の狭間を垣間見たことで、アルコールの怖さは百も承知しているのだが、そのようなバックボーンがあっても最終的に飲酒欲求が勝ってしまうことこそ薬物依存の本当の怖さがある。

前職に付いていたとき午前9時に女性社員と打ち合わせをすることが度々あったのだが、打ち合わせ終了の際に「昨夜は相当飲まれたんですか?」笑って聞かれたことがある。

女性社員いわく「風向きでいい臭いがしてたので」ということだったが、この頃辺りには既に問題飲酒のデットゾーンに突入していたんだろうな。

その後正式にWEB担当となったことで事務所を切り離し占有スペースを用意してもらったのだが、そこでひとり仕事をしながら引き出しの中に当時のSHOP99で購入したジンやウォッカなどのスキットルボトルを隠してチビチビ飲みながら作業していた。

一気に飲むとわたしはすぐに顔が赤くなってしまうので少量ずつ煽っていたのだが、おそらくは臭いやわたしの挙動不審な行動から、隠れて飲酒していることが実はバレていたのではないかと今では思う。

記事本文のアンケートは岡山県立大の井村圭壮教授(社会福祉学)が2016年1月~2月にかけて、岡山県倉敷市内の企業のうち無作為に選んだ約400社からアルコール問題に対する実態調査を行ったもの。

酒で仕事上の問題を起こした社員はいるか?との設問で「いる」と回答したのはなんと全体の23%にも及んだ。

出社時に酒の臭いがする社員がいたことがあると答えた企業は全体で36%、中でも運輸業では63%、サービス業でも46%にのぼった。

また運輸業では毎日のアルコールチェックをほぼ全社で実施していたが、運輸業以外ではほとんど行われた形跡がなかった。

業態の違いによる認識の違いが鮮明に現れた調査結果だと思う。

深酒の一番の原因はストレスに起因したものなのだと思う。事実わたしがそうだったように、痛飲が一番現実逃避しやすい。

記事では行政主導によってアルコールに関する酒害周知や依存症対策など啓蒙活動が必要であると結ばれている。

しかしWHO(世界保健機構)からアルコール対策についての勧告でも、日本は先進国の中で一番取り組みが遅れていることを指摘されている。

これは日本におけるアルコール産業の規模の大きさが何よりの原因であるが、これだけ経済効果が大きい産業を規制するのは容易ではない。

その産業に関わる該当者に代替の職業を用意することが出来なければ、いつまで経ってもアルコール産業を規制することは出来ない。

アルコール、つまり過多の飲酒は依存症患者の生活・家族・仕事のすべてを意図も簡単に壊してしまう。

わたしもアルコールの害を再度認識し直さなければならないし、これ以上お酒で人生そのものを破壊してしまう酒害者をひとりでも減らしていけるよう、政府・行政の速やかな対応を切に願う。

記事:http://www.asahi.com/articles/ASK126GJBK12PPZB00B.html
出典:http://www.bbc.com/

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio
わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

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