ここ10年間で約5億人の所得が上がっていなかったことが判明

ec_2016-0722

いよいよ本日10:00より日本でも「Pokémon GO」のサービスが開始されたが、政府がサービス開始前に異例の注意喚起を行う(※1)ぐらいだからその異常性が伺える。

サービスを先行リリースされた国から発信される常人にはなにやら理解不能なニュースを目にするように、ちょっと酷い問題が多過ぎる気がする。

しかしこの狂信的なゲーマーが社会生活を脅かす存在と成り得るほどまでの過剰なブームは、昨年逝去された前任天堂社長である故・岩田聡氏の目指す世界ではなかっただろう。

まぁ投資家も異様な任天堂株の乱高下や、関連銘柄の上昇など市場もかなり熱くなってるようだから、皆さん自我を失うことの無いようくれぐれも気を付けてください。

生産技術の向上がすでに臨界点突破した現代では、ディマンドプルインフレはもはや過去の遺物である。グローバリゼーションが進んだことにより通貨の威光は薄れて、経済は急速に実物化しつつある。

21世紀はこのままデフレ傾向が続くだろう。資本の二極化・固定化が進んだのだから、ここで資本家や権力者サイドにすれば景気をインフレに導く理由が見当たらない。

先進国で所得が上がらない主要因は海外生産、そして低賃金で使うことが出来る移民の活用によるもの。積極的にグローバリゼーションを図ると賃金水準は低所得層である後進国のものが基準となる。

より低コスト化が見込める発展途上国に生産拠点が移動しているため後進国ほど経済や賃金が上がっているが、逆に先進国では高齢化が急速に進み継続的な経済成長を見込めずに社会問題化している。

事実、日本は一人当たりGDPも2015年度は26位に甘んじるなど毎年順位を下げているのだ。(※2)

自動化などのAI技術が進んだことにより、製造業では以前ほど人手不足について懸案事項ではなくなっているが、逆にまだAI化が十分に進んでいないサービス業では若干の雇用ニーズがある。

しかし雇用のニーズがあるサービス業にしても物流や倉庫、外食サービス、警備・清掃など、基本的に誰でも出来る軽作業ばかりなので、製品サービスに特化した差別化が図れずサービス業は長い期間、平均賃金が上っていないのが現状である。

結局グローバリズムとは、世界中の資金が一部の資本家と多国籍企業に集約される。そこで更なる生産効率化が図られるため、先進国の間では労働者の所得は下がり、発展途上国の賃金は上がり労働者間の賃金は平均化されていく。

グローバリゼーションとは結局、高効率な製品を生み出すことで社会を変革させる圧倒的な力があるが、その半面で労働者の賃金抑制や貧富の拡大、そして環境破壊など様々な問題を引き起こしているのではないか?と批判する声もある。

記事:http://gigazine.net/news/20160719-income-flat-falling/
出典:https://www.bloomberg.co.jp/
引用:政府が「Pokemon GO」に異例の注意喚起 「ポケモントレーナーのみんなへのおねがい♪」(※1)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1607/21/news069.html
引用:世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング(※2)
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio
わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

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