最低賃金の審議、形骸化も=安倍首相が3%引き上げ目標

go_2016-0714

毎年思うんだけどさ、最低賃金が負担になって倒産する中小零細企業が出るかもしれないって言われるけどさ?

生活保護レベルの最低賃金すらまともに支払えないような中小零細企業なら、それはむしろ倒産させた方がいいんだよ。

そんな糞企業は例外なくブラック企業なんだから。

最低賃金が上ったから賃金支払えませんってのは、日本ではもう構造的に無理なビジネスモデルであるか、如何に経営者が無能であるかのどっちかなんだよ。

労働者の賃金を上げるには民間企業の収益性を改善して…。なんてことを期待しても土台無理なんだからさ?

いまは最低賃金など法定基準そのものを引き上げてしまうしか賃上げの確実な方法がない訳だから。

決して推奨するわけじゃないけど、失業者を失業保険や生活保護で救済するほうが、ブラック企業に不当な違法労働を強要され泣き寝入りするより、よっぽど社会的には大きな貢献となる。

安く買い叩く悪慣行に対して、例えば佐川急便がアマゾンとの契約を打ち切ったように、そんな単価では契約出来ないって然るべき態度で主張すべきなんだよ。

それはわかっていても元請けとの関係を考慮すれば強い態度に出れないだろうけどさ。

でもそんな受注契約で下請け企業が我慢するってことは、すべてのツケや皺寄せが部下にいくってことなんだよ。

以前からそれを認識しながらも、はじ今日までこの問題を放置し続けたってことが、ブラック企業たる何よりの証明なんだよ。

思い当たる節がある経営陣は、少し恥というものを学んだほうが良い。

GDPの推移を見ても日本の一人当たりのGDPは2015年で約400万(※1)程度。

つまり企業の内部留保金や富裕層の貯蓄額をすべてを均等に再分配しても、これだけでは恐らく資金が尽きることはない。

つまり日本にはまだ「原資」はあるっていうこと。

今回の最低賃金3%引き上げっていうのは、アベノミクスが掲げる「名目GDP600兆円」(2015年は500.4兆円)を達成するために必要な最低限度の引き上げ額なんだよ。

しかし2015年度の日本の名目GDP2.2%、実質GDPに至っては0.8%成長(※2)だったわけだからね。

日本はもう既に裕福な国ではないということをみんなもっと自覚してもらわないと。

今までの春闘で正社員が定昇・ベアで3000円程度上がるところを非正規は20~30円のベア、しかも最低賃金改定額の差額分しか上ってなかったわけだから。

つまり雇用間格差で「一律3%」賃金が引き上げられてた訳では決してない。

だから非正規の賃金待遇を大きく改善してやらなければ、アベノミクスの公約はまず達成出来ないんだよ。

こんなことは小学生でもわかること。

政府にも経済財政諮問会議とか政労使会議とか「形式上」労働者の生活に関する審議機関はあるけれど、ここで決議されるのは大綱的なものばかりで本来救済すべきである貧困層にまで施策は及んでいない。

この辺りの法整備は官僚に任せていたって闇雲に時間を浪費するだけ。

本当に日本の未来を憂いているのなら、閣法か議員立法のどちらかで諮って、首相主導で法制化するべきだろう。

本当に苦しんでる人達を救うなら、安倍首相自らが貧困家庭の痛みを知るべきだ。

記事:http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071400762&g=eco
出典:http://mainichi.jp/
引用:GDP(国内総生産):統計・指標:日本経済新聞(※1)
http://www.nikkei.com/biz/report/gdp/
引用:日本の一人当たりのGDPの推移(※2)
http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp2.html

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio
わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

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