ポケモンGOの衝撃、任天堂の救世主となるか

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やっぱりポケモンってはモノ凄いコンテンツなんだなぁ。

実際ポケモン世代である30代のプレーヤーがかなり多いらしい。

キャラクタービジネスならどんなキャラでもブームになる訳ではないだろうけど、ポケモンがこれだけのメガヒットになれば、後追いして参入する企業にも大きな勇気を与えられる。

この「ポケモンGO」はGoogleから独立したゲーム開発会社のNiantic Labsと任天堂が開発したモバイルゲームである。

しかし運用実態はNiantic Labsが開発・販売し、任天堂は版権貸しという形態。

そしてNiantic LabsにはいまでもGoogleが出資する関係にあるようだ。

任天堂はスマホゲーム市場への参入が遅れたゲームコンテンツ界の負け組とみられる向きもあるが、これには昨年逝去された任天堂前社長である故・岩田聡氏の意向が強かったという。

岩田氏は加熱するスマホゲーム市場に参入しなかった大きな理由として、社会問題化した無慈悲な課金システムに強い嫌悪感を抱いていた。

当時の任天堂でもスマホゲーム市場に参入する準備は進められていたのだが「スマホの性能がゲームスペックに耐えられないこと」や「健全な課金システムの整備」が遅れたため、岩田氏はGOサインを出さなかったのだ。

しかし逝去の間際には「(市場参入への)気は熟した」と語り、現任天堂社長である君島辰巳氏に事後を託した。

その後任天堂の代表取締役社長となった君島氏は、岩田氏の経営方針や路線を踏襲するという。

ポケモンGOは、スマホに搭載された全地球測位システムGPS機能の位置情報を利用し、外出先でポケモンを捕まえるというゲーム。

このポケモンGOにはルアーモジュールという課金アイテムが有り、これを設置することでポケモンがその近くに出現するらしい。

つまりルアーモジュールを使い、レアポケモンの発生位置を特定の店舗に設定して大勢のユーザーを集客することで売上げに転嫁し、その店舗から任天堂へスポンサー料を支払うというビジネスモデルが成立するのだ。

店舗側にしても少額の資金で大きな集客を見込めるためメリットは大きいし、任天堂側もこの課金サービスで色んな施設とコラボ展開すれば、版権使用料だけでも結構な収入を見込めるのではないか?

と、考えていたらアメリカではとっくにこのビジネスモデルが運用されているらしい。そりゃそうか。笑

ちなみゲームキャラ育てるのには10km歩かないといけないらしいが、10kmはレア度の高いモンスターに必要でレア度が低いモンスターなら2km歩けばいいらしい。

昨今は自転車ブームでもあるから、スポーツサイクルやクロスバイクを購入してる人も多いだろう。

嫌な予感はするがポケモンGOのサービスが日本で始まったら、そういう人達が自転車に跨ってアチコチでポケモンを探してるんだろうね。

例えばサラリーマンが徹夜でサイクリングしながらキャラ育てたりとか、或いは可愛い我が子にせがまれて睡眠時間を削ってまで、深夜自転車で徘徊するお父さんの姿とか…。

全世界で大ヒットしたNiantic Labsの代表作であるスマホ向けゲーム「Ingress」は英語版のままリリースされて、日本語に翻訳する日本語化パッチがリリースされたのは実に1年以上の歳月がかかった。

これはゲーム分野だけではなくどの分野でも見られる現象のようなもので、日本語は難易度が高いのか翻訳されるのはいつも後回しにされる。

恐らくこのポケモンGOも日本語化パッチのリリースまではちょっと時間がかかるかもしれない。

ゲームでもこのような一大ムーヴメントとなれば、社会に与える影響力が大きくなりすぎるきらいがある。

しかしそれはコンテンツ側の問題ではなく、ゲームプレーヤーである利用者側の責任やモラルが大きく問われるようになるだろう。

例えば自動車事故では毎年5千人近くが亡くなるが、自動車が生む経済的利益や生活の利便性が優先されるのと同じことなのだ。

出足はこれ以上ない好調な滑り出しを見せたが、ゲームバランスが単純であれば早い段階でユーザーに飽きられてしまう。

これはスマホゲームの常であるが、これからどんな追加要素を入れて盛り上げられるかにもよるだろう。

2016年3月に任天堂がリリースしたスマホアプリ「Miitomo」は、海外でもリリースされた4月の時点で1000万ダウンロードを記録したものの、その後一気に減速してしまった。(※1)

これはアプリリリースに入念な準備と大々的な広告を打ち出した効果に加え任天堂ブランドの信頼感が破格のダウンロード数に繋がったのだが、リリース後のイベントなどアプリを盛り上げていく企画が不発に終わったため、一気にユーザーが離れてしまった失敗の典型例だった。

つまりどんなスマホゲームでも当初の期待値が高ければ高いほど、追加要素は格段クオリティの高いものをユーザーに要求される。

ここからユーザー同士のバトル要素とかチーム単位での対戦機能、そして手に入れたポケモンやモンスターのトレード機能などの実装が考えられるが、この勢いを減速させること無く一気に世界レベルのムーヴメントを巻き起こせるか?

日本企業発の久々に明るい経済ニュースなので、本当に頑張って欲しいなぁ。

深夜パトロール中の警察官も夢中でポケモン探し
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38度線の国境ギリギリでプレイしている北○鮮のプレーヤーをGPSで確認。…もしかして脱北者?
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記事:http://jp.wsj.com/articles/SB11799496104607273993204582184070636963432
出典:http://www.gamelove.com/(画像上)
出典:http://imgur.com/(画像中)
出典:http://imgur.com/(画像下)
引用:任天堂初のアプリ「Miitomo」の栄光と没落がよくわかるグラフ – GIGAZINE(※1)
http://gigazine.net/news/20160526-nintendo-miitomo-rise-fall/

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio
わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

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