スティグリッツ氏警告「トランプは危険人物」 「米国経済がトラブルに陥るリスクは高い」

ma_2016-1121

民主党は無策なリベラル、共和党は保守的な軍国主義みたいなね。典型的なタカ派(共和党)とハト派(民主党)だよね。

だからタカ派ハト派の意味を聞かれたら「米国の二大政党制をググってこい」と答えるようにしてる。

そんなことはどうでもいいんだけどさ。笑

いよいよというか、ついにというか、最近の経済紙の話題はトランプ新政権の組閣人事のみに注視されていると言ってよい。そらそうだろうなぁ、世界で最も影響力の強い政権なんだからなぁ。

しかしトランプ氏の組閣構想にバリバリの保守強硬派議員の名前が上がるたびに、経済紙は戦々恐々、パヨクは蜂の巣を突付いたような大騒ぎになっている。

なんていうか「米国版ドゥテルテ」とも呼べるコワモテ武闘派議員が次から次へと出てくること出てくること…。

8年前大統領に就任したバラク・オバマ大統領が「Change, yes,we can!!」と高らかに宣言していましたが、世界的には今回のトランプ新政権のほうがあらゆる意味でよっぽど「Change!!」でしょうなぁ…。^^;

2001年にノーベル経済学賞を受賞したジョセフ・E・スティグリッツ博士もそのような方々のひとり。というか、イメージ的に経済学者とは政治思想的にリベラルな方が多いような気がします。

基本的に経済学者はその理論の範疇を超えてしまうような事象、すなわち想定外のリスクについてはあまり関わりたくないというスタンスの人が多いので…。わたしのイメージ的にはポール・クルーグマン博士然り…。

トランプ・ブレーンにはアドバイザーたる経済学者が1人ぐらいしかいないと、スティグリッツ博士その弱点を指摘していますが、なんつうか小泉内閣における経済学者の失敗例を我々日本人は目の当たりにしてるんでね。笑

ただスティグリッツ博士が記事内で提言している富裕層への累進課税強化には全面的に同意。それは米国でも中間所得層の収入は年々落ちているから、つまり日本と同様に貧富の差が拡大し続けている。

この状況下で全所得層への減税を行えばこれらの格差は更に拡大してしまう、現段階で富裕層まで減税してしまうのは政策上まったく無意味だ。

またトランプ氏はTPP(環太平洋連携協定)から撤退する方針を打ち出している。

すなわち公約で掲げた保護主義への回帰路線に思い切り舵を切る可能性もあると見られるが、米国が保護主義への改革にのみとらわれると、世界経済は一気に減速してしまうだろう。

既に中国経済の鈍化が鮮明になった現在では、リーマン・ショック後の長期に渡る景気拡大で、財政赤字を縮小した米国経済のみが唯一世界経済を牽引し得る余力を残しているのだ。

1980年代のいわゆるレーガノミクスは、貿易赤字と財政赤字の双子の赤字を引き起こしただけの大失敗の政策というのがわたしの認識だが、違ってたらスイマセン。笑

トランプ氏が公約した経済政策は

1.大型減税
2.インフラ投資拡大
3.融和的な通商政策の打破(保護主義への回帰)
4.金融規制の緩和

などが柱で、これがトランプノミクスとなるだろう。そしてこのトランプノミクスはレーガノミクスに酷似したものになると見られる。

特にトランプ氏は自由貿易を「米国民の雇用喪失を拡大させる」との見方をしており、ここまで保護主義者的な発言が目立っていた。

アメリカ・ファーストを選挙戦の最中から掲げていたことからも、グローバリズムを図るより米国内の経済対策に重きを置くだろう。

懸念されるのはトランプノミクスが保護主義的な政策を全面に打ち出し、貿易対策として輸入制限や関税強化へと議論が進んでしまう可能性も否定出来ない。

そうなれば輸出に頼む日本の基幹産業のひとつ、自動車産業など大打撃を被るかもしれない。

また共和党近年の歴代大統領レーガン→ブッシュ→ブッシュJrの潮流は国家予算の多くを軍事力に費やしており、またトランプ氏の組閣人事も強硬派が多数入閣すると見られている。

このことから米軍在留費用を日本など駐留している国家から捻出させつつ、米国は今まで通りの軍事費ながらも米軍の軍事力増強のためだけに使ってしまいそうな嫌な気がしてならない。

話しを戻すと幾多の暴言の数々で物議を醸してきたトランプ発言だが、スティグリッツ博士はいわゆるトランプ政策における主張が経済学・政治学的に整合していない点を大変危惧しているように見える。

スティグリッツ博士言わんとするところは「トランプ政権は米国にとってリスクしかない」と主張する。しかし意地悪な反論をするならば「ヒラリー氏でも大差ないでしょ?」となる。

世界経済は共存への道を探るためにグローバル化への策を推し進めてきた。

しかし世界一の経済大国であるアメリカの新大統領に、グローバリズムではなく保護主義を提唱した政治未経験のビジネスマンを国民が選んだのだから、このインパクトは我々の想像以上に大きいようだ。

でも日本もそうなんだけどさ?米国の現状も先進国の資本主義が行き着いてしまった果てが、ユートピアではなく実はディストピアだった、ってことだけなのかも知れないね。

案外この局面を打破するのは、もしかしたら社会主義・共産主義への回帰なのかもよ?笑

記事:http://toyokeizai.net/articles/-/145890
出典:http://toyokeizai.net/

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio
わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

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