我々の世代でも妊娠適齢期が何歳なのか?という大切なことを、教育者の大人から教わったことはなかった。
今回の小野アナの番組での発言も、ここまでの人生を振り返ったとき、妊娠に関する正しい知識が欠如していたことを強く悔やんでのもの。
やはり小・中学生の時点で「卵子や精子も年齢とともに劣化していく」ということを子供たちに正しく伝えないといけないよ。これは義務教育の範疇だと思う。
教育内容を監修した識者の責任も大きかったと言わざるを得ない。
また40代不妊夫婦の不妊治療費に税金が使われることに納得が出来ない、という意見も確かにあるし、その気持ちがわかる部分もある。
しかしここまで縮小した少子化社会に有効な策を講じることも出来ず、危機的局面を打開出来なかったのは紛れもなく政府の大失態だよ。
国民は皆な「平等に幸福な人生を送る権利」があるのだから、40代の不妊夫婦への手厚いサポートは、国や地方自治体が恒久的に続けていかなければならない施策だと思う。