「なんて時代だ」 除夜の鐘を禁止させられるお寺が続出中

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いまは信じられないことがまかり通ってしまう。例えば記事本文の

「子どもを歩かせるのか!」という声を受けて二宮金次郎像が座った。(※1)

もう「えぇっ!?」って感じ、なんで二宮金次郎像を見てそういう発想になるのかなって。

つか、座った二宮金次郎像なんて何の意味もないだろう?クレーム言う方もアレだけどさ、そのクレームを間に受けて座らせた石像を作るなんてまったくバカバカしい。そんなのは金の無駄でしかないよ。

記事にある除夜の鐘禁止や、座る二宮金次郎像とかは明らかに意見の総意ではないでしょ?

例えばお寺の町内に住む1000世帯から「除夜の鐘を鳴らす時間帯を日中にずらしてほしいか?」というアンケートを集めたとしたら、おそらく近隣住民の8割方は「いままで通り夜中に鳴らせばいいんじゃない?」って回答になると思うんだよ?

でもいまは「特に理由はないけど夜中でいいんじゃない?」って人達の意見よりも、その反対意見がごく少数であろうが強いクレームを出すことで、すべてのものを覆してしまう狂信的クレーマーやモンスターペアレントの意見だけが何故かまかり通ってしまうんだよな…。

例えそれが日本の伝統や文化などが対象でも、それら「しきたり」すら排除して自分たちの権利のみ強く主張する。

…実際いまはこんな世の中なんだけれど、皆んなこれはおかしいとかまったく思ってないのかな?

この除夜の鐘禁止の話題より先に、神戸市内のマンションにおいて「マンション内でのあいさつは例え住民同士であろうが一切禁止とする」という住民投票がなんと賛成多数で可決されたという。

ことの発端は小学生の子供を持つ親が総会の中で発した一言

「(子供に)知らない人にあいさつされたら逃げるように教えているので、マンション内ではあいさつをしないように決めてください。」(※2)

と提案が成されたという。しかし総会ではこの提案に賛同した年配者もかなりの人数がいたというから、わたしは更にびっくりしてしまった。

その話しをまとめると、年配者の住民があいさつをしても相手から返事がないことが度々あったことから「気分が悪かった」という。

これが渡りに船となり「それならばお互いにやめましょう」と意見の一致をみて、最終的にあいさつ禁止のルールが管理規約に盛り込まれることになったという。

わたしはこの話しを聞いたとき、本当に口があんぐりしてしまったよ。笑

この「あいさつ禁止」については公正な投票方法で賛成可決されたもので、いわゆる多数決の過半数という条件を満たしているのだからまぁ仕方ないのかも、と思う。

でも除夜の鐘は断じて違うと思うんだよね、だって自分がガキの頃は家族で年越しそば食べながら、家族でNHK紅白歌合戦を観てたじゃん?

そして除夜の鐘が鳴り始めると、中央に座った親父が「また新しい一年が始まったな」って言いながら、皆んなでこたつを囲んで「明けましておめでとう」って家族に挨拶したもんだけどなぁ…。

しかしこのような世代間の認識の違いは日本だけの話しではなく、米国やドイツなどの先進国でも同じように、見解の相違や思考の隔たりが存在するのだという。

だから今回の大統領選でトランプ氏が勝利したのは、このような新たな風潮により寛容そうなのがヒラリー氏よりトランプ氏だったから、という分析もあるそうだ。

これはイギリスのブレグジットで決したEU離脱の件も然り。

つまり先進国ではどこも古き良き伝統を守る世代と、国家の垣根を破壊しグローバル化への融合を勧める世代との対立構図が鮮明になっている。

日本でも介護職を中心に外国人就労者の受け入れが始まるし、東京五輪を足掛かりとした民泊事業も大きく動き始めた。

そして本格的な移民時代が到来すればますます多様化する価値観だって、日本人は受け入れざるを得なくなるはずだ。

わたしはこの世に生を受けてもうじき半世紀を迎えるが、次の半世紀はわたしが生きた半世紀以上の改革が訪れるはず。しかしその半世紀のすべてを、わたしが感じることは出来ないだろうけどね。

そんな中でも守るべき日本の伝統・文化・挨拶…。これは守るべき日本の矜持だと思うし、それらすべてをグローバル化のひと言で為熟してはならないんだよ。

座る二宮金次郎像
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記事:http://grapee.jp/267453
出典:http://grapee.jp/(※画像上)
出典:http://spotlight-media.jp/(※画像下)
引用:全国各地で相次ぐ二宮金次郎像の撤去…原因となった保護者のクレームとは?
http://spotlight-media.jp/article/254494350860009182(※1)
引用:マンション住人同士「あいさつ禁止」 神戸新聞投書が大波紋
http://www.j-cast.com/2016/11/09282885.html(※2)

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio
わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

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