焦点:企業の内部留保が過去最高、給与に回らず春闘も期待薄
今年で官製春闘も4年目になるけれど、年を追うごとに賃上げについて企業は及び腰だし、労組だってド派手なアドバルーンを打ち上げないよね。 企業が内部留保資金を崩さない要因は単純に人件費だけの問題ではない。当然設備投資だって行...
今年で官製春闘も4年目になるけれど、年を追うごとに賃上げについて企業は及び腰だし、労組だってド派手なアドバルーンを打ち上げないよね。 企業が内部留保資金を崩さない要因は単純に人件費だけの問題ではない。当然設備投資だって行...
まずね、「5年ぶり」ってことが一番肝心なところ。つまり直近4年は「減少」してたってことなんだから。本来ならもっと早く実質賃金が上がっていなければダメなんだよ。 政府に促されるがまま賃金だけが引き上げられ上昇する、しかしこ...
これがいまの日本産業の縮図なんだよね…。帝国データバンクが毎年集計している「全国『休廃業・解散』動向調査(※1)」を紐解くことで、地方衰退と中小零細企業の苦境が伺える。 まず企業倒産件数なのだが、2015年度の集計では8...
ちょっと古い記事ではあるんだけれど…。個人消費がなかなか伸びない理由は、このブログでも何回か書いてるつもりなんだけれどね。 なんつうか、やっぱり生活にダイレクトに直撃してしまうことだから、少しクドいくらいに掘り下げてみる...
やっぱり日本は少子高齢化のツケが回ってきてる、もうこれは一時的な景気低迷の原因では最早済まされないほどに深刻。 仮定の話しだが出生率が団塊世代のようなベビーブームをもたらしたとしても、この世代が生産年齢人口となるのは最短...
業績より為替で収益が変わるのは実態のない経済を示す、これがアベノミクスの正体ってこと。 為替の影響もあるだろうが、世界の中での日本の立ち位置は間違いなく低下してきている。 そして最早アベノミクスは完全に崩壊しているのだ。...
人口学では、65歳以上の高齢者率が人口全体の7%を超えると高齢化社会、14%を超えると高齢社会と呼ぶ。 日本が高齢化社会になったのは1970年、高齢社会を迎えたのは1994年のことだ。 出生率が今後大きく改善するとは考え...
やたら長ったらしい演説だったけど官僚に原稿作らせると、論点をすり替え事実をボカしたいがために、遠回しな物言いになるんだよな。でもこれ要約すれば…。 「景気は回復してきています。賃金も上昇しています。求人倍率も上がり就職率...
安倍首相のこのコメントで、消費増税は「事実上延期」になったと見ていい。 法人税・設備投資減税、マイナス金利導入など、経済のあらゆるカンフル剤を市場に射ち込んでみたが、景気回復の兆しはまったく見えてこない。 景気に左右され...
大本営発表だと「賃上げ効果が出ている」と言いながら、賃金の上昇以上に少子高齢化に伴う負担が上昇している。 そして毎年可処分所得が減っているのに、景気はなぜか緩やかに回復してる。 4月から衣食住の中心である食料品が爆上げ値...