熊本地震「LINE通話を10分無料」は大問題だ 悪意がないにしても、ひどすぎる

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モバイル・ネットワーク・ツールとして広く浸透している「LINE」だけに、このLINE Out機能の無料開放は願ってもない申し出だったと思う。

事実このニュースを民放各社はもとよりあのNHKでも放送で呼びかけ、公式サイトには上の画像にあるように「IP電話を無料で開放しています。」と告知している。

ただ結果的にこの「LINE Out10分無料開放化」が、被災地の混乱に歯車をかけてしまうこととなってしまった。

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ただでさえ携帯キャリアの回線は混雑するだろうし、場合によっては回線がシステムダウンしてしまうこともある。

そんな中でLINEが「自社の通信サービスの通話を10分間無料開放します。」という案内があれば被災してしまった方々には、情報を精査する方法がないのだから、このサービスは正に「藁にもすがる思い」だったろう。

しかしLINEの「英断」となるはずだったこのサービスが、通信事情に詳しい有識者達の間から「いい加減なことをするな!」と、大バッシングを浴びることとなってしまったのだ。

このニュースの詳細は下記ニュースサイトから有識者の記事(※1)を読んでいただいたほうがわかりやすいと思うのでここでは割愛させていただく。

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ただひとつLINEをフォローするならば、熊本地震発生直後の中で真っ先に自社のサービスを無料開放してくれたことに、まずは恩義を感じるべきだと思う。

LINEだって「善意」から被災者やその関係者達のお役に立つことが出来るなら、ということで無料サービスを開放した判断そのものは「英断」に違いないのだ。

ただ今回はその対応法がちょっと「稚拙」だったということ。しかし人間もそうであるように企業も「失敗から学ぶこと」だって勿論あるはずである。

やはり災害時には、過去の大震災からの教訓を活かして、NTT東日本/NTT西日本が提供している「災害用伝言板 web171(※2)」で安否の登録と確認が行えるサービスをもっと周知徹底しないとダメだと思う。

通信インフラに多大な不可を与えてしまう音声通信より、負荷が軽いテキストデータによる通信方法を使用したほうが良いようだ。

この「Googleパーソンファインダー(※3)」は、2011年3月に東日本大震災が発生した直後に、臨時のサービスとして初めて提供されたもの。このサービスの利用も念頭に置いて、安否確認を登録しておくのも有効な方法だろう。

記事:http://toyokeizai.net/articles/-/113928
出典:http://www3.nhk.or.jp/(※画像上)
出典:http://bylines.news.yahoo.co.jp/(※画像下)
引用:善意が裏目に出た「LINEの10分無料通話」 震災時の安否確認はどうすべきか(※1)
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1604/15/news151.html
引用:災害時TOP画面 | 災害用伝言板 web171(※2)
https://www.web171.jp/web171app/topRedirect.do
引用:Googleパーソンファインダー (安否情報): 日本(※3)
https://www.google.org/personfinder/japan

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio

わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

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