人工知能 病名突き止め患者の命救う 国内初か

te_2016-0807

オックスフォード大学認定のあと10年で「消える職業」「なくなる仕事」リストには意外にも「高度な専門性を有する仕事」(※1)が軒並み名を連ねている。

医師や弁護士や教諭、そして3Dプリンタの急速な発展により、建築や自動車産業でも人間がAIに雇用を奪われると指摘するのだ。

例えば管理職が行うマネジメント業務すら、AIが代替してより実務に即したマネジメントやメンテナンスまで行うことになるという。

AIは既にチェスや囲碁のようなゲームだけに留まらず、米空軍の元エースパイロットとフライトシミュレーター使った模擬空中戦でも完勝(※2)してみせた。

むしろ高度な解析を必要とする仕事こそ、AIが最大限に能力を発揮できる職場だろう。多くの人間はAIが出す的確な指示に従い仕事を進めることになる。

医師の仕事は将来的に二極化してAIの指示通りに患者に処置を行う人と、最先端医療や難病の研究をして新しい治療法を作る人、こちらは研究職のイメージが強いがこの二派に分類されるだろう。

これらが可能になれば臨床の医療分野従事者の不足を補い、医療コストを大幅に抑えることがが可能になるかも知れない。

データベースから主観を織り込まず結論を導くという点では、情報処理についての演算処理能力が違い過ぎるので、人間よりAIのほうが遥かに優れてると思う。

ただ現時点ではAIが導き出した解答を人間側、つまり医師がきちんと精査して、最終的な判断を下さねばならないだろうけどね。

膨大な量の症例及び処置などをビックデータとして取り込み、多岐に渡る情報量を即時に分析してしまう高精度演算装置にて、最も有効な対処法や治療法を結果として導き出す。

しかもただ与えられた情報を無造作に処理するのではなく、AIの学習パターンを分析して誤った情報を修正し、データベース情報の処理速度を高速化したまま保って逐次更新していく。

いまのAIとは「自己修正・自己成長能力」を有するモンスターのような域に限りなく迫っている。

この情報処理能力を応用することで、どのような犯罪がどの地域で何時ごろ発生するか?そして実行犯の逃走ルートや潜伏先の絞り込みを高い期待値別に割り出したりなど。

犯罪・テロの傾向分析をAIが行うことで事件を未然に防ぐなど、AIテクノロジーは既にこの領域まで進化しているのだ。

医師や弁護士そして気象予報士など、データベースから必要なキーを取捨選択して最適な解答を導き出す、というようにソフトウェアだけですべてが完結する職業は近いうちにAIに取って替わられるだろう。

単なるデータベース検索の自動化と言うがそもそも検索するキーは様々である。例えば、血圧・白血球数・特定のDNAなどそれこそ多岐に渡るだろう。

しかしキーさえ判ればデータの検索・並び替えなど、比較対象となるアセスメントを絞り込んでマッチングするパスを検索していけば良い。そして導き出されるデータは唯一無二のソリューションとなる。

例えばAIが直接患者と言語や音声・表情などのコミュニケーションをマルチモーダル・インタフェースを通じてディスカッションする。

進化したマルチモーダル・インタフェースから患者がAIに病状や痛みの有無などを伝え、そのデータを基にAIによって診察→処置まで行うことが出来れば医師との置き換えは十分可能だろう。

これはフローチャート型AIの導入でも比較的容易に解決できる。モニタで症状を直接入力、もしくは選択式で現在の症状に関する情報をチャートで進めて入力すれば良いわけだ。

その鍵を握っているのが「ディープラーニング」の進化である。

そしてコグニティブ・コンピューティングのシンボルグラウンディング問題・フレーム問題を解決することが出来ればAI需要は一気に拡がるだろう。

シンボルグラウンディング問題が解決できれば、AIが人間と同じように概念と記号を結び付けられるようになり、デジタル化された情報から自ら学習できるようになる筈である。

人間の仕事で置き換えられるのが、専門性の高い高度なホワイトカラー職の分野というのはちょっと意外な感じもする。

しかしむしろマンパワーの人力を用いるブルーカラー産業では、例えAIを導入してもイニシャルコストの回収は疎か、AIを運用した場合の費用対効果が悪過ぎて投資したコストを回収できない。

このようなブルーカラー産業、いわゆるサービス業では収益性が悪く単価も低いので、既存の人間による労働力を用いたほうが全然安上がりで済むのだ。

ドイツではいま製造業において第4の産業革命、すなわち「インダストリー4.0(Industrie 4.0)」とも呼ばれる巨大プロジェクト(※3)が、国家の総力を挙げて進められている。

日本と同様に貿易立国、そして物づくり大国であるドイツが取り組むこのメガ・プロジェクトは単なるAIの導入だけではなく、生産工程のデジタル化・自動化・バーチャル化のレベルを現在よりも大幅に高めることにより、コストの極小化を目指している。

21世紀に突入して早15年、AIを始めとする技術革新は非常に速いスピードで進化を続けている。

そう遠くない未来に、社会インフラの基幹システムとして、わたしたちの生活の中に広く定着するだろう。

わたしたちはAIに利用される側でなく利用する側の視点で最新技術と融合し、利便性が高くそして平和な社会を築いて、次世代に夢のある世界を残したいと思う。

記事:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160804/k10010621901000.html
出典:http://www.fashionsnap.com/
引用:オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種を徹底調査してわかった(※1)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925
引用:AIプログラム、空中戦シミュレーションで元米軍のベテランパイロットに完勝(※2)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/07/ai-2.php
引用:インダストリー4.0とは何か?ドイツが官民一体で進める「第4の産業革命」(※3)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20140717/268842/?rt=nocnt

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio
わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

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