Googleが謎めいたOSをベータテスト中―Fuchsiaは小さなIoTデバイスでも走る

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ここでまだIoTをご存じない方にざっくりと説明しよう。

IoT:「Internet of Things」とは、主にパソコンやサーバ、プリンタ等のIT関連機器が接続されていたインターネットに、それ以外の様々な「モノ」を接続して使用することを意味する。

例えばエアコンの室温調節や炊飯器スイッチON/OFFやテレビの番組予約、浴槽の給湯をインターネットを経由して行うと考えてもらえればイメージしやすいかも。

IoTは様々な「モノ」を接続することを意味するので「モノのインターネット」とも呼ばれている。読み方は「アイオーティ」。

率直な感想を言えば「ああ、またGoogleか」っていうこと。IoTもGoogleになると本当に世界がGoogleだらけになる。

Googleって設立が1998年9月なんだよ?まだ創業して20年すら経ってない。それなのにGoogleは近未来の最新技術開発には必ずその名前がクレジットされてる。

これこそシリコンバレードリームなんだろうけど、日本ではこの手のイノベーション企業は絶対に実現できないと思う。

出る杭は打たれるじゃないけど、既得権益層が利権だけのために見難く蔓延るのって日本ぐらいでしょ?あいつら本当に見苦しいよ。

例えばスティーブ・ジョブズが健在ならば、Googleがこれだけ独走することは無かっただろうし、もしかすればAppleが真っ先にIoTに参入してたかもしれない。

しかしAppleはIoTやAIに関してはもう挽回の余地もないほど出遅れたし、根本的にAppleの社風がハード屋の名残りをより強く残しているので、周囲が思うほどに焦りがないのかもしれない。

むしろMicrosoftの方がGoogleに対応できうる存在となるかもね。サポート能力なら誰が見たってMicrosoft>>Appleなのは間違いないし、Appleは好き勝手にサポート打ち切れるコンシューマ分野しか対応できないから。

というよりIoT分野で日本企業の名前が一切出ていないことが本当に悲しくて情けない。

世界的に見たってITエンジニアの資質自体は、現在IT系の主流エンジニアである中国系・インド系の人達にも決して負けていないと思う。

一方ある面で日本人エンジニア、いや日本企業が確実に劣っているのが「英語力」。

これがグローバル・スタンダード時代に、日本企業が世界標準から取り残されてしまった最大のウイークポイントだろう。

日本では長い景気の停滞からプログラマの報酬をコレでもかと値切ったりしたため、優秀な中国人・インド人プログラマーは日本に寄り付かなくなってしまった。

いまでは中国沿岸部のほうが日本より報酬が高いのだ、これでは優秀な人材など集まるはずがない。

この国のオペレーティングシステムやソフトウェア開発は事実上終焉している。

ソフトバンクが2016年7月18日、英半導体設計大手のARMを買収するというプレスリリースが流れた。

9月30日までに買収を完了させるという。買収金額は243億ポンド(約3兆3000億円)という大規模なものとなった。

投機筋からはソフトバンクの資金繰りに不安の声も上ったが孫正義社長は「問題ない」言い切る。

ARMはスマートフォンの演算処理装置であるプロセッサ(AP)などを手掛ける企業で、そのシェアは全世界で約85%にも及ぶといわれる。この分野の寡占企業である。

孫社長がARMを手中に収めたかった理由は単にスマホ市場の強化が目的ではない。

ARMが有する市場すなわち「IoT」という巨大市場について、IoTOSをインストールしたウェアラブル端末などにはARM製プロセッサが使用され、これからも高いシェアを占めることだろう。

そしてAI自動運転やADAS(先進運転支援システム)などで注目を集める自動車向けの半導体も、ARM製プロセッサが搭載されることは間違いなく、孫社長はARMが更に成長するポテンシャルを持っていると読んでいるはず。

懸念されるのはGoogle/Fuchsia(フクシア)のような「IoTOS」の開発は可能なのか?という未知数の部分だが、恐らく孫社長はその数手先の手を回しているに違いない。

現在主流のOSはいまもUNIX系で実に40年以上前のアーキテクチャを今も使っている。

スマートフォンOSも全世界でAndroidが既に80%を超えるシェアを占めた。

IoTを意識して開発された新しいOS:(フクシア)はAndroidやChromeOSで実装されたLinuxOSがベースではないという。

つまりLinuxカーネルの派生だろうが、ベースとなるのは相変わらずUNIX系OSである。

IoT分野のOS開発で日本はまた敗北を喫した。例えばの話しではあるが、もし日本が先駆けてIoTOSの開発・実用化に成功していたとする。

いち早く実用化にまで漕ぎ着けることが出来れば、自動車・家電・情報通信・防犯セキュリティなど広い分野に応用することが出来るのだから、停滞する日本経済の起爆剤となるどころかIT分野での主導権を奪うことだって可能だったはずだ。

やはりこれから先も新技術・開発はGoogleを中心に回っていくのだろう。日本ってのはもう本格的に終わったのかもしれないね…。

記事:http://jp.techcrunch.com/2016/08/16/20160815googles-mysterious-new-fuchsia-operating-system-could-run-on-almost-anything/
出典:https://www.washingtonpost.com/

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio
わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

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