米ダラス警官銃撃、死者5人に 同時テロ以降最悪

wo_2016-0709-b

グローバリズム(多人種多民族)というアイデンティティー、しかしアメリカには「銃社会」という辛口のスパイスがある。

人権を尊重しようと声高に訴えかければ、そこには本質的な人種差別問題という闇を抱えている。

もし他人種間の感情や鬱積した差別を解決したければ、国家によるグローバリズムというテーゼを放棄するしかない。

白人と黒人などの異なる人種が共存出来るよう政治リソースの多くを内政問題に絞り込み、人種間で隔たりがある貧困による格差を無くし、人種差別されることのない雇用環境を構築する。

これだけではグローバリズムを完全に消失させることは不可能だろうが、それでも人種差別問題の90%は改善されるはずだ。

グローバリズムの弊害であるストレスの強い社会では、国内の動静だけでなく海外での人種差別に端を発する事件やテロ等が加われば、不満はさまざまなところに拡散される。

白人も黒人も差別や困窮など諸問題を抱えながら弱者の立場で放置され続ければ、もうガスを注入する余地のない風船に更にガスというストレスを送り続けて破裂させるのと同じ。

つまりレイシズムというアキレス腱を抱えた国家の必然だろう。

アメリカ合衆国初の黒人大統領に就任したオバマだが、最も期待されていたことはアメリカ国内に蔓延る白人・黒人間の人種差別問題だった。

しかしオバマの任期満了をまもなく迎えようとするときに、人種差別問題による銃乱射事件が発生した。

言い方としては非常に乱暴ではあるが「アメリカには黒人大統領など必要ない」ということを、図らずも証明してしまった8年間の任期だったかもしれない。

次期大統領選でドナルド・トランプへの支持が高いのは、トランプが極端な極右思想を持っているからで、オバマのようなリベラリズムに終止した、当たり障りの無い政治に対しての米国民の反発感情の表れだろう。

そもそもリベラルという思想は、欧米では軽蔑語の意味で使われることが多い。

逆説的に銃が国内に氾濫してるからこそ、アメリカの犯罪は抑制されていると唱える識者もいる。

銃による治安維持が非人道的でモラルに反すると言われても、事実アメリカ社会の中では銃社会に依って調和を保っているとも言えなくはないのだ。

アメリカでも顕在化する銃犯罪を規制するために様々な施策を試みているが、問題の本質は銃犯罪だけではなく人種差別も複雑に絡み合っている。

近代日本は一部支配者層の実質的な特権を否定するために四民平等に「廃刀令」を含め発布する。これに強く反発した勢力が士族反乱を起こすが、それから長い年月を経て日本は廃刀を実現した。

しかしグローバリズム社会のアメリカでは、銃使用についての意思統一を図ることは事実不可能だろうし、むしろ日本のように銃の所持を認めていない国家のほうが少数派なんだよ。

記事:http://www.cnn.co.jp/usa/35085607.html
出典:http://www.cbsnews.com/

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio
わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください