移民ビジネスの経済効果は20兆円!? 専門家に聞いた

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事ここに至っては、すべてが手遅れ。

出生率低下による高齢化社会の到来は、もっと早い段階でわかりきっていたのに、それこそ1980年代頃から徐々に移民政策を進めるべきだったのだ。移民受け入れの為のインフラ整備も必要なわけだし。

まだ国力や技術力が世界トップだった頃の日本ならば、優秀な人材が集まってくれたかもしれない。

しかし今更受け入れ体制を整えようが落陽の日本には外国人だって魅力を感じないだろう。今やアジア人実習生ですら逃げ出してしまう労働環境や賃金待遇なんだから。

日本のように高齢社会から超高齢社会への遷移がわずか24年後に訪れた国家では、生産年齢人口が多少上昇しても高齢化による社会保障費で相殺されてしまう。

1995年以降世界経済から日本だけが一人負けを喫しているのは、想定以上に早かった超高齢社会に社会体制の構造転換が追いついてないことが原因である。

移民を受け入れることで一定の経済効果をもたらすというのはどこからか金が湧き上がらなければ、本来は日本のどこかで日本人の誰かが使かうはずだった金が単純にそこに流れただけの数字でしかない。

つまり移民による経済効果がどの程度と政府が試算しているか?という部分もあるのだが、移民が国外から持ち込む金を引いた金はいったいどこから沸いて出るのか?移民が稼いだ金は本来日本人が稼ぐはずの金、すなわち賃金のはず。

最近、ワークシェアリングや労働時間の短縮などの話題が多いがこれは我々日本人のためではなく、新たな労働力である移民達に仕事を割り振るための空席作りなのかもしれない。

経営者側からすれば移民は安い賃金で働かせられるから高い賃金で日本人雇う必要も無くなるだろう、と主張をする人もいるが移民が安く使えるのならば、それに呼応して日本人労働者の賃金も下がるだろう。

つまり生産性そのものが上がらなければ、労働人口だけ増やしても何の意味も果たさない。

「移民が即戦力となり不足した労働人口を補うから生産性は上がるだろう?」無論それも道理だが、生産性を高めるには労働者の生活が豊かにならなければならない。

人間が労働する意義として生活を豊かにするために奮起を促す、これが一番重要なことだ。しかし政府の移民政策は物資の豊かさ以前に単純な労働力としか算定していない。

すなわち底辺層をいくら増やしても、中長期的に見込める労働力に成り得ないどころか、底辺層が増加することで中間層の雇用を侵食してしまい中間層の没落を招く。

結局は資本家階級と労働者階級に二極化されるため単純に移民を増やしても、世の中に賃金の低い仕事しかなくなれば、これは生活水準の低下をもたらすだけだろう。

事実、日本は人口が減少に転じた上に急速に超高齢社会へと突入したため、一人当たりの生産力も著しく落ちてしまっている。潜在成長力に至っては既にマイナスになっているかもしれない。

以前の記事でも指摘したが、大和民族は四方を海に囲まれた自然の要害の中で独自の文化を築いていった、排他的な単一民族である。

その歴史的背景からも日本人は移民を精神的に相容れるのは不可能だろうし、これを甘受したとしても移民と共存することは出来ないと思う。

なぜなら日本には多様性を許容する文化の土壌がないからだ。恐らくではあるが日本人は移民に対してその国の文化を許容するのではなく、日本文化に同調することを求めるだろう。

この例えは日本の国技と呼ばれる各界、即ち相撲界をイメージすれば最もわかりやすい。

移民受け入れ直後は、低賃金でも労働力を確保することが出来るだろうが、長期間に渡り低賃金を余儀なくされ自分達の生活の質に向上が見られなければ、それは移民達の大きな不満となり犯罪が増加する要因となる。

そして移民達にこれらの不満が募ることで暴動が起きたり犯罪が地下に潜りテロの温床となるのは、近年のEU諸国の政情・治安を見れば火を見るより明らかだろう。

恐らく治安維持のため、これらにかかるコストはかなり上昇してしまうだろう。他にも移民受け入れに伴って発生する社会福祉など各種の費用負担も増加する。

労働力を得て生産力を高めることが資産というのならそれはプラス面だけを見るのではなく、それ以上の負担が想定されるマイナス要素をも加味しなければならない。

この先日本が受け入れる移民達の医療・教育・介護費だけでなく、長期的には彼らのための住居・失業・教育対策などの莫大な社会コストが全国民に跳ね返ってくるだろう。

移民労働者が低賃金ならその納税額は微小であるため財政面ではマイナスとなる。しかし労働力ではなく社会福祉に頼る移民が増えてしまうと、それは経済効果でなく経済損失となってしまう。

欧州が移民政策で失敗している大きな要因として、受け入れ国側の社会福祉制度が非常に充実している点を指摘する向きもある。

つまり移民が労働の対価として賃金を得るのではなく、社会福祉を頼りにしてしまうため正常な経済活動に支障が生じてしまうからだ。

この政策は日本の国益とは成り得ないだろう。

記事:http://hbol.jp/105257
出典:http://www.afpbb.com/

TAKEMOTO, Toshio
TAKEMOTO, Toshio
わたしはPsychopathでありAlcoholismと戦っています

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